女性にサッカーを教えること
*LINEブログからの転載です。
こんにちは。
今日は「女性にサッカーを教えること」について話していきたいと思います。
あくまで僕、個人が客観的に見て感じたことです。
全ての女性、チームに当てはまることではないことをご承知ください。
指導してるクラブは都内の女子のサッカークラブ
今年の3月に契約し、3月〜5月末はU14、6月〜現在はユースのカテゴリーを見ています。(どちらもアシスタントコーチ)
「一度、信頼を失うともう2度と信頼を取り戻せない。」
この言葉はトップチームの監督さんが、おっしゃった言葉です。
僕は、半年経ってようやくその言葉が腑に落ちました。
本当に信頼している指導者には、選手は全身を使い表現します。
一つ例に取れば、「ミーティング」での選手の姿勢、表情で感じ取れるのではないかと思います。
信頼していないなと思う仕草は随所に出てきます。
目線を合わせなかったり、足のつま先が指導者のほうを向いていなかったり、何度も何度も姿勢を直すことは退屈だという表れです。
ミーティングで「めんどくさい」 「話が長い」 「何を言ってるのかわからない」というのを、一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
性格や理解力が深く関わってくると思いますが、本当に信頼を置いている指導者であれば、話が長くとも、難しい話でも一つ一つの言葉を聞きこぼさずに聞こうと努力するはずです。
しかし、難しい話や長い話をするから、選手に努力してもらおう という考えはお門違いです。
それが続けば信頼が薄れていきます。
何を言ってるのか理解できなければ選手は不安に晒されるでしょう。
そこから生まれてくるのは、マイナスしかありません。
やはり、指導者が選手のことを考え、簡潔に話したり、選手が理解しやすいように言葉を選ぶべきです。
「納得させる」ということが、信頼されるうえで重要な要素の一つになると思います。
「言葉遣い」
「言葉遣い」は「女性」だけに当てはまることではありませんが、「女性」には特に気をつけなくてはいけません。
汚い言葉、相手を否定する言葉、容姿についての言葉(コンプレックスなど)は絶対に放ってはいけません。
ふざけ半分で放った言葉が選手を傷つけることもあります。
女性はとても繊細な生き物だと思っています。
一つ一つの言葉に敏感です。
それらを踏まえて、指導者は自分が放つ言葉を疑い、吟味して発言するべきです。
「言葉遣い」も信頼される上で重要な要素の一つなのではないかと思います。
約、半年、アシスタントコーチとして客観的に見た現段階での個人の見解です。
これからも感じた事をお話しできればなと思います。
参考になれば幸いです。
それでは、また。